「風巡り」
だから顔を上げて
笑顔を見せて
君が君らしくあるために
笑ってごらん
それだけできっと世界は随分違って見えるんじゃないかな。
眉を顰めて過ごすよりは
出来ることなら笑っていたい。
哀しい思いは何時までも心の中に残り続けて
繰り返し重い影を落とすけれど
きっと僕らの毎日は
確かに動いていくのだから。
ほら、もうやわらかな風が吹いて、
季節も変わる。
今年は今年だけの新しい季節に
君は何を見つけるだろうか。