「粒子」


寒い季節に咲く花は
きっと寒さを厭わない
夏の盛りに咲く花も
日差しの強さに負けはしない。

たくさんのことにはきっとたくさんの意味があって
見方一つでそれはかわる
たとえ同じ場面に出会ったとしても
それをどう感じるのかなんて
思う基準は千差万別
プリズムの放つ光の色のように
角度によって違ってしまう、
そんな全部を知ることなんて
誰かに出来るはずもない。

たぶんね、
嬉しいとか、悲しいとか
楽しいとか、淋しいとか
そんなことを決めるのは
やっぱり自分自身なんじゃないかな。

         
         
         
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