「世界」


季節変わりの日差しを受けて
淡い色の花が風に揺れる
それがなんだかやたらを眩しくて
彼方へと視線をずらせば
今度は蒼すぎる空の色に目を伏せて。
でも。
きっと。
耳を澄まして足を止めれば
何時だって
みんな、やさしいと
誰もが本当は知っているから。
         
         
         
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